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MUSIC & MOVIE vol.02 MUSIC & MOVIE vol.02

JOURNALMUSIC & MOVIE TEXT:Covo Tagata / ILLUSTRATION:Tomohiko Matsumoto(dig) VOL 02 FAMILY 家族と過ごす大切な時間を彩る名作たち

「自らが体験した心地よい想い出を誰かに伝えたい。親しい家族であればなおのこと」。そんな想いに駆られるのはヒトのサガというもの。今回のテーマは"FAMILY"。貴兄が今までに嗜んだ名画と名曲は数えきれないということは理解した上で、ここでは「家族と楽しめる」という切り口で、各世代とも親和性が高いであろう名作をご紹介。

Music

世代から世代へ。未来へつなぐヒストリカルミュージック

01 Recommended Album No.02
TOTO/ トト TOTO IV/ トト IV〜聖なる剣

1980年前後に爆発的に流行したAORを代表するTOTOの代表作。"Rosanna"からはじまり"Africa"で終わるこのアルバムは同バンドの集大成ともいえる。色っぽく、それでいてファンキッシュで美しいメロディーが、世界中でコピー・サンプリングされている事実は同バンドのサウンドが世代をまたいで受け入れられている証拠。

¥1,000+Tax ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

02 Recommended Album No.02
Red Hot Chili Peppers/ レッド・ホット・チリ・ペッパーズ CALIFORNICATION/ カリフォルニケイション

'92年にバンドを去ったジョン・フルシアンテが'99年に戻ってきたタイミングでリリースされたアルバムがこちら。音楽専門誌が大々的にこのニュースを取り上げた記事が記憶に新しい方々も多いのではなかろうか。シンプルにフリー、ジョン、チャドが奏でる楽器とアンソニーのボーカルしか聴こえないはずなのに、なぜかとてもウォームなサウンドに聴こえる「レッチリ」節が強く効いた一枚。

¥1,714+Tax  ワーナーミュージック・ジャパン

03 Recommended Album No.03
Eric Clapton/ エリック・クラプトン CLAPTON CHRONICLES:The Best of Eric Clapton
/ クラプトン クロニクルズ:ザ・ベスト・オブ・エリック・クラプトン

ジョージ・ハリスンの前妻でもあり、エリックの前妻でもあるパティ・ボイドのために作った往年の名曲"Layla"、ベイビー・フェイスとのコラボレーションで生まれた"Change the World"、亡き息子に捧げた"Tears In Heaven" など、エリック・クラプトンの音楽性の幅広さがわかる捨て曲が一切ない、文字通りのベスト盤。一家に一枚、絶対に持っていたいアルバムのひとつ。

https://itunes.apple.com/jp/album/clapton-chronicles-best-eric/id196299616

Movie

忘れてはいけない、そして知らなければならないコトを教えてくれる映画

01 Recommended Movie No.01
A Perfect World パーフェクト・ワールド
親も学校も教えられない
リアルな倫理観に
きっとあなたは涙する

1963年アメリカ、テキサス。物語は刑務所から脱獄したケヴィン・コスナー扮するブッチと、彼が途中で誘拐した8歳の少年フィリップを中心に進行する。そもそも映画とは、世界のどこかで起きた、あるいは起こるであろう「とある時間」を切り取り編集したもの。この映画の魅力は「とある」2時間18分の中で、観る側の善人と悪人の定義を曖昧なものへと変えてしまうところにある。本来不自然なはずである、ブッチとフィリップの間に徐々に生まれる信頼感を、自然に受け入れさせるマジックがラストシーンでの涙を誘い、映画を観た後に猛烈な良い意味での後味の悪さを体験させてくれるのだ。501XXを履いた、フォード好きの脱獄犯が教える倫理の授業をご覧あれ。

ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
DVD ¥1,429+Tax/Blu-ray ¥2,381+Tax

02 Recommended Movie No.02
Big Fish ビッグ・フィッシュ
人生を楽しむ上で
大事なことを
さりげなく伝える
ある意味問題作

このレビューを読んでいる方々にとって、ティム・バートンの作品はどこか子供じみていて受け入れがたい、と思う方々も多いだろう。しかし、声を大にして言おう、この映画を観れば彼に対するそんなイメージはきっと変わる。ストーリー構成はティム・バートンらしく父と子をテーマにしたシンプルなものだが、この映画で伝えているメッセージは非常に重く深い。かみ砕いて伝えると「人生は演出次第で面白い物語になる。大事なのは自分がその演出家であることに気づき、認めること。そして何よりもピュアであり続けること」というもの。多くの大人にとっては耳が痛い内容かもしれないが、何度観ても面白い、観るたびに気づきが増える、そして誰かに勧めたくなる、そんな映画だ。

Blu-ray ¥2,381+Tax
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

PROFILE

コボ田形 
COVO TAGATA | 
エディター

明治大学卒業後、株式会社エイ出版社に入社。男性誌「Lightning」「2nd(セカンド)」「CLUTCH MAGAZINE」のエディターを経て、某ブライダル専門誌の広告ディレクターに。アメリカンカルチャーの知見を活かしフリーランスエディターとしても活動しており、2016年9月に創刊されたサブカルチャー誌「BATTERY」においては編集長を務める。また、紙・Webにてミリタリーコンテンツを企画・制作する「MEDIARANGERS」のメンバーとしても精力的に活動を行っている。

 
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